「今」というこの瞬間は一瞬で過去になってしまう。

どんなに輝かしい瞬間も、幸福な瞬間も、苦しい瞬間も、悲しい瞬間も、皆平等に過去のものにしてくれる。
しかし、その「今」という瞬間は、人生でたった一度の瞬間でもある。

だから、できるならその瞬間を自分にとって素晴らしい瞬間にしたいものだ。
これから次々にやってくる「今」を。




ガンジス川
前にも書いたと思いますが、僕は車ではiPodで音楽を流しながら、夜の街をゆっくりドライブするのが好きです。で、そのiPodはパソコンのiTunesといソフトを使って、音楽の出し入れをするわけです。

iTunesにはオンラインで音楽を買うことができ、かなり多くの曲が売られています。いいのはどれも試聴することができるってことですね。

で、僕が最近買ったのは・・・




斉藤和義, 一倉宏, 斎藤和義, 中川俊郎
ウエディング・ソング

これは前書きましたね。本当にいいですよ。まだ聴いていない人は聴かないといけません。歌詞をよく聴いてみてください。





Take 6
Feels Good

このアルバムの中にある"Flowing with time"という曲です。ここでも遥か昔に紹介したことがあったのですが、「時の流れに身をまかせ」のカバーで、とても美しいメロディーと歌声です。





Various Artists
Bossa N' Marley

最後は、これです。ボブ・マーレィの曲をボサノバでカバーしたアルバムなのですが、雰囲気がとてもよく、独りしんみり聴くもよし、パーティーで酔っ払いながら踊るもよしなアルバムです。


便利な世の中になりましたね。
今更ではありますが、この映画を観ました。




ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディション ミニクリプテックス付き


あなたは観た事ありますか?この映画は原作本のころから話題で、読んですごくおもしろかったという話をよく聞きました。映画になったというので、観てみたいなと思っていました。そんな折、先日レンタルビデオで発見して借りました。

僕はホラーが苦手です。

この映画は宗教的なミステリーの話だとは思っていたのですが、これは怖いすね。なんどもビクッとなってしまいました。話が話だけに、怖さも現実感が微妙にあるしなんだか・・・楽しむまえに怖かったです。

映画というものは多くの場合そうであって、それはいい意味でも悪い意味でもそうですが、観ていると自分が映画の話の中に入ってしまいますよね。この映画もそんな映画で見たは何故か無駄にyoutubeで「タカアンドトシ」のコントを見ていたのを覚えています。

映画の影響力でもう一つ思い出すのが、僕がアメリカに居た頃、ある日友達と街中の小さな映画館へ行きました。平日の昼間だったので、客は僕らの他に寝にきたようなオヤジが少しいるくらいでした。




ワーナー・ホーム・ビデオ
ディープ・ブルー 特別版

これは太平洋に浮かぶ基地で研究のために飼っていた巨大サメが基地を破壊し、人々を次々に襲うという直球変化なしの話です。水中深いところにある基地内部から逃げようとするとき、見ていた僕らもまるで閉じ込められているような感覚になり、非常に息苦しくなったのを覚えています。


いや~、映画って本当にいいものですね、それではさよなら、さよなら。
今回の記事のテーマは「僕の家庭菜園大作戦」です。

昔々、僕は我が家の小さなベランダでプランターにバジルと大葉を育てていました。最初は何度か写真もとりつつ成長の様子を書いていたのですが、夏の猛暑によってすべて全滅してしまいました。

どうやら、直射日光が当たり続けて土の温度が上がったようです。伸びかけた若葉も日に日に弱っていく。毎朝起きると最初にすることが水やりだったのですが、いくらやっても大きくなりませんでした。そして・・・


夏の猛暑は朝、僕が起きる頃から既にやってきます。そのうちに僕は起きてもベランダのドアを開けることができなくなってしまったのです。水をやるのはおろか、どんな様子かも見ることはありませんでした。


うーん、非常に情けない。



斉藤和義, 一倉宏, 斎藤和義, 中川俊郎
ウエディング・ソング


斎藤和義。僕が彼を始めてしっかりと知ったのは、友人のコウジが教えてくれたときです。

彼の歌で一番好きなのが「歌うたいのバラッド」です。まぁここでこの歌がどう良いかなんて僕にはうまく書けないので、聴いたことのない人は是非聴いて欲しいと思います。

で、最近見つけたいい曲。

前にゼクシィの結婚のCMで流れていた曲なんですが、「いい曲だな~」なんてぼんやり思っていました。先日、iTunesをかまっていたら、「斎藤和義-ウェディングソング」とあり、新曲かなと思って聴いたらその曲でした。

とてもいい歌詞です。最近何度か結婚式に出たせいか、聴いていると涙が出そうになります。そしてまた彼の声がいい。とにかく聴いてみてください。
久しぶりに書くのですが、これまでの間に当然ですが色々なことを経験しました。

森の時計


書きたいこともたくさんありますが、うまくかけないこともあります。

なので書きません。


新年になって(といってももう数日経っていますが)また新たに始めていきます。

みなさんよろしく。
暫く前に書いた『You don't know what love is.-恋はいつも未知なもの』という小説を読んでいるという記事。この小説のキーとなる曲が"Fly Me to the Moon"である。

小説ではこの曲について、



”名曲だけど、あまりにも知られているということを別にしても、陳腐でしょう?”


”みんなが知っている曲だしボサノバでうたわれることが多いから、軽い印象がありますが、正真正銘の名曲ですものね…”


”あの曲には真実のすべてが隠されている”



などと書かれているが、結局は名曲だということだと思う。

その曲を今日、iTunesでダウンロードした。数多くの人が歌っているが、僕が買ったのはフランク・シナトラの歌う"Fly Me to the Moon"である。

wikipediaでは

"シナトラがこの曲を発表した1960年代、アメリカ合衆国はアポロ計画の真っ只中にあって本当に「月に連れて行って」貰えるのは非常に近くまで迫っている未来の出来事であった。そのためこの『Fly Me to the Moon』は一種の時代のテーマソングのように扱われ、これがこの曲のヒットにつながった。実際に1969年アポロ11号によって人類はテレビ画面越しではあるが、「月まで連れて行って」貰う事に成功する。"

と書いている。

久しぶりに「ああ、いい曲だな」と思える曲に出会った気がする。





わたしを月に連れてって、
星の間で遊ばせて、
金星や火星の春を味わわせて、
離さないでって言ってるのよ、
キスしてってことを言ってるの、
ずっとずっとわたしのために歌ってね、
わたしもずっと歌うからね、
あなたってわたしのすべてなんだから、
嘘をつかないでってことよ、
愛してるって言ってるのよ・・・・・・
僕の好きな小説家の一人に村上龍がいる。「限りなく透明に近いブルー」や「sixty nine」や「コインロッカー・ベイビーズ」などで代表される作家なのだが、特に好きなのがいわゆる”気取り物”とでも言おうか。

それはとにかく気取っているのだ。フランスのあのレストランがどうとか、ニューヨークのクラブがどうとか、あそこの料理とワインがどうとか、とにかく気取っているのだ。でもその気取りようが僕はとっても好きで、そういった小説をよく読む。

今読んでいるのが「You don't know what love is.-恋はいつも未知なもの」という小説だ。短い話で構成されていて、それぞれの話のタイトルが有名なジャズの曲となっているのだ。そしてその話の中にはジャズのその曲の歌詞が書かれている。気取った作品である。



今日の仕事からの帰り道。いつものように、iPod nanoからランダムで曲が流れて僕はそれを楽しみながら帰るのだが、家まであと数分となったとき、ある一曲が流れてきた。John Coltraneの"You don't know what love is"だったのだ。僕は小説のタイトルにもなったこの曲を持っていたとは知らず、驚き、それをじっくり聞きたいと思い、そのまま家には帰らずに少しだけ遠回りをして家に帰ったのだ。

ただそれだけの話である。
あの日のあの朝、僕は前日までの疲労による深い眠りの中からあの甲高い電話のベルによって起こされた。

「また、電話かよ・・・。」

その電話の少し前、同じ電話が既に僕を一度起こしていた。



"Hello?"

"イ...is this...ユ...Yuko?"

"...No... I think you've got a wrong number, sir."



その時の電話の男は日本人の名前を出して急かした声で僕に尋ねてきた。名前はYukoでもMikaでもMichikoでもどうでもいい。ただ、明らかに日本人の英語だった。

しかし、その電話の異常さに気づく前に僕は再び眠りに入った。2度目のベルが鳴ったときも、夢か現実か区別できないまま、受話器を取った。



"Hello?"

「ちょっと、あんた、とにかくテレビつけなさい!」


日本からの母親の声だった。

言われるがままにテレビのリモコンを手に取りボタンを押す。するとそこには映画のワンシーンのようなものが映っていた。また新しい映画ができたのか?アクション映画っぽいな。

しかし、何かが違っていた。僕は変な違和感に襲われたのだ。

そういえば、人の顔は例えばコンピュータで目と目の間を少し離した写真に修正したとき、その顔をよく知る人は、違和感に襲われるという。ほんの僅かな違いでも違和感を感じるのだ。しかし、その違和感の原因、つまり目と目が離れたことには言われるまで気づかないという。

同じような違和感を感じながらも、自分の中では映画のワンシーンという結論に達しようとしていた。しかし、チャンネルを変えたとたん、その違和感が現実のものになった。

どのチャンネルを見ても、同じ映像しか写されていないのだ。




2001年9月11日



この日、それまでの世界は完全に変わってしまった。

自分でも気づかないうちに一瞬で死んでしまった人、死への恐怖とともに死んだ人、暗い瓦礫に埋もれてそのまま息絶えた人、助けに向かって巻き添えになって死んだ人・・・。

そしてその人たちの何十倍もの人が大切な人を失った悲しみに暮れた。

人は人を殺すこともできるし、生かすこともできる。


この日、港湾警察から救助のためにワールドトレードセンターに向かった警官たち。ビルの崩壊によって瓦礫の底で生き残った二人の生きる意志とその人たちを愛する人たちの願い。何千人もの人が亡くなり、何十万人もの人が被害を被った。その中の僅か二人の話である。しかしそれでもあの日の事を伝えるのには十分だったと思う。

いろいろ賛否両論があるようだが、僕はいい映画だったと思う。

映画"World Trade Center"を観ました。
最近色々忙しくて全然書けていません。でも何かといろいろやっていたので、前回の結婚式の後からの出来事をズバッっと書いておきたいと思います。

結婚式から帰ってきて、祝日も終わった火曜日。その日から授業はあったのですが、週末には文化祭があったので、生徒も僕も気分は落ち着きません。

文化祭の模擬店担当として、当日が近づくにつれて新しい仕事が増えていったように思います。模擬店を一緒に担当している同期がいるのですが、彼の奥さんが出産のために実家に帰っていまして、最近は彼と仕事の続きとばかりに晩飯を食べに行くことが良くあります。確かこの週は毎日どこかに行っていたような。

そんなこんなで文化祭。心配していた天気も良く、予定通り中庭で模擬店テントを張って行うことができました。雨なら校舎の隙間にテントを張ってやらないといけなく、とても面倒なのです。

どんなに準備をしていても、当日にはやはり問題は起こるもので、僕はずっと走り回っていた記憶だけがあります。と言っても特別大きな問題も無く済んだと思います。

2日間にわたる文化祭のフィナーレは後夜祭の教員による手筒花火です。と言っても、とても小さなやつですが。僕ら若手教員+白ヒゲ先生15人はお揃いの青いつなぎを着て、日の沈んだ中庭に並び、次々と点火していきました。生徒もけっこう後夜祭まで残っていて、一人ひとりの手筒花火が火を噴くたびに「オー」っと湧き上がっていました。

小さな手筒花火と言っても、軽くのばした手の先にある其は、大きな音を立て、また数メートルの火柱を立てながら十数秒間燃えました。火の粉で目の前が真っ赤になるほどの迫力でした。しかも、火の粉が花火を持つ腕にかかり、数箇所の火傷を負ってしまいました。でも初めての体験ができてよかったです。

その日のよるには、お待ちかねの打ち上げです。20人くらいで呑み屋に行き、あれだこれだ語りながら飲みました。その後、同期3人で近くの呑み屋に行き、またここでもあれだこれだ話しました。その後、もう一軒行こうということになり、また近くの呑み屋に行きました。ここでもあれだこれだ話していると、3軒目を誘った本人が寝出すという事件が発生しました。僕が唐辛子入りのビールでみんなの目を覚まそうと頼んだのですが、辛すぎて全然飲めませんでした。そんな感じで、打ち上げも終わり、僕は学校の駐車場に停めてある車の中で初めて寝ました。

そして2日間の代休も開けた昨日、模擬店を一緒にやった同期と仕事の後に、「ドライブどうっすか。」と言われて、セントレアまで行ってしまいました。時間が遅かったため、店もほとんど閉まっていたのですが、デッキに出て大きな飛行機を見て帰ってきました。

明日は体育祭があります。ま、またこれからもがんばるしかないっすね。